2045年というと今から27年後、かなり遠い未来のことですが、その頃の恵那市はどうなっていると思いますか?
ある推計によれば人口は3万4千人くらいになるそうです。2015年の人口が約5万1千人なので、3分の1くらいの人がいなくなってしまうわけです。俄かには信じられませんが、そのくらい人口減少問題は加速化を強めています。
筆者が子供の頃、学校から支給された地図帳には恵那市の人口が3万4千人と記載されていました。もちろん市町村合併前の話です。
ということは合併前の旧恵那郡、つまり岩村町、山岡町、明智町、上矢作町、串原村、これら全てがなくなった状態に数十年の歳月を経て戻るようなもの。
さてそれを裏付けるかのように、昨年の1年でも400人強の人口減がありました。▲0.8%くらいの減少率です。しかし内訳をみると外国人の方は増えています。こちらは10%近い増加です。凄いですね。
仮に増加率10%が27年続くとどうなると思いますか? 何と約13倍にもなります。そうなると2045年には人口比率で25%くらいが外国人に。つまり4人に1人で、そこかしこで外国人を見かけることになります。現在が80人に1人くらいですから、人口濃度としては20倍に。
こうなると何かにつけて大きな変化を余儀なくされるのは間違いないですが、そういう変化を受け入れていく下地を早急に整備していく必要があるかもしれません。